本多劇場 2012/11/8 19:00~
作・演出:中津留章仁 企画:トム・プロジェクト
竹下景子 長谷川初範 真山章志 岸田茜 下條アトム
昭和初期の炭鉱経営を行う、元華族の一族の人間模様を通して、人の平等とは? 品格とは?
を問いかける、中津留章仁の書き下ろし新作ドラマ!!
( 感 想 )昨年、千田是也賞・紀伊国屋演劇賞(個人賞)・読売演芸大賞(選考委員特別賞・最優秀演出家賞)と演劇関係の賞を総なめにした、中津留章仁の新作書き下ろしということで、観劇。あと、実は中津留氏の母が会社の同僚で「うちの息子は凄いのよ!!」の言葉に引かれ観劇というのが、真相。
昭和初期の炭鉱経営を行う元華族の一族が舞台。行方い不明の夫を待つ妻、滝川麗羅(竹下)とその息子、憲斗(真山)、その息子に政略結婚を勧めるその叔父、譲二(下條)、その結婚相手、西条可憐(岸田)、夫人の元恋人、壇安里(長谷川)の5人で繰り広げられる人間ドラマ。
譲二は憲斗に見合い話を勧めるが実は本人は、兄が3年行方不明であることから、その麗羅に求婚している。憲斗は自分より随分と若い娘、可憐が自分との結婚を真剣に考えていると聞かされ、びっくりする。本人に確認すると、「元華族の家に嫁ぐと苦労するからやめろという、父を見返してやりたいから、結婚したい」という。それを聞いた周りの人間は激怒するが、憲斗本人はそれを聞いて、逆に娘の一族から経済的支援を受けることを条件に結婚を決める。妻、麗羅は元の恋人、壇と再会したことから、再び親密となり、壇との再婚を望むようになる。そんな矢先、譲二・壇のトラブルから麗羅は譲二にけがを負わせてしまい、結果、償いに譲二と結婚をする。譲二の事業も可憐の一族からの経済的支援もあり、好調に推移するが、
|
|
|
|
0 件のコメント:
コメントを投稿