スペイン国立バレエ団 来日公演 2013/2/1(金) 19:00~
Bunkamura オチャードホール
主催:TBS ローソンHMV CIC 企画・招聘:ローソンHMV
<グリート>振付:アントニオ・カナーレス<セビリヤ組曲>原案・振付:アントニオ・ナハーロ
エステル・フラード フランシスコ・ベラスコ アローニャ・アロンソ ジェシカ・デ・ディエゴ マリアーノ・ベルナル インマクラーダ・サンテェス 歌手:サライ・ムーニョス エンリケ・ベルムーデス
アントニオ・カナーレス振付による<グリート>とアントニオ・ナハーロ原案・振付による<セビリヤ組曲>の日本初演
(感 想 等) 毎年のように来日する有名バレエ団であるが、知っているのは芸術監督のアントニオ・ナハーロのみ、
会場はほぼ満杯、人気の高さが窺える。スペイン国立バレエと云うものの、一般的なバレエではなく、スペイン民族舞踊
であり、フラメンコといった方が素人の私には分りいい感じでした。フラメンコがどちらかと言えば、タブラオなどで、ソロもしくは
ペアなどの小人数で踊られるのに対して、こちらは、大人数で迫力満点で踊るといった差かなというのが、印象でした。
たぶんこんな言葉は無いと思うが、印象としては「グランド・フラメンコ」!!
内容的には<グリート>振付:アントニオ・カナーレスも、<セビリヤ組曲>原案・振付:アントニオ・ナハーロともに
踊り・音楽ともすばらしいものでした。サバティアードなど非常に力強く、振りの隅々に力と生命力が漲っており、また、
<セビリヤ組曲>のソロ、ペアのスペイン民族舞踊はフラメンコをバレエ風に踊ったらこんな感じ!といったもので
とても官能的でした。また、サライ・ムーニョスの歌はまさしくこれぞフラメンコといった素晴らしさでした。
若干残念だったのは、観客の側が声援の送り方が分からず、ここでオペラのように「ブラボー!!」の声が掛かれば、
もっと盛り上がるのになあ~ といった場面が多々あったことでした。様の東西を問わず『大向こう』は必要だなと感じた次第でした。
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